「萬物混淆ス」の渦中に、先鋭的な芸術活動を展開するアーティストが結集する!
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ポータルサイト 萬物混淆ス(ばんぶつこんこうす) All existence is mixed up


ランボーよ、ロートレアモンよ
はたまた、アントナン・アルトーよ
いま その眠りから目覚めよ
汝らの極北を超える詩的冒険が
ここに存在している!

「萬物混淆ス」は、ラディカルな芸術的実験のハイブリッドな起点である。
*注 「神の審判にけりをつける為に」、つまり存在を裏返す戦いに殉じたアルトーの名を惹句に追加すべしとの芥正彦の要請を入れ、該当行を加えた。

[information]

【記 2004.010.27】
「夏際敏生プロジェクト」未刊詩集「ヘルクレス座球状星団ホット・ライン」に続き、第一詩集「僧形」を完成。まず、第一段階はクリアした。当面は、「ヘルクレス座球状星団ホット・ライン」の出版を目指すが、資金等を含めいささか困難な面もある。夏際敏生のこの二作品が、日本の現代詩においてきわめて重要な作品であることを明察される方も少なからずいると思われるが、ぜひともの協力をお願いしたい。(紙田 記)

【「萬物混淆ス」スタート!】
下記の「夏際敏生プロジェクト」のサイトを構築することから、「萬物混淆ス」の活動をスタートさせる。
すでに公開されている「紙田彰の世界」を核にして、幻の詩誌「地獄第七界に君臨する大王は地上に顕現し人体宇宙の中枢に大洪水を齎すであろうか」(略称フネ)、「緑字生ズ」関係のアーティストの再結集と、芥正彦の「ホモフィクタス」関連のムーヴメントとの共同プロジェクトとして、まず、このポータルサイトを運営していく。
金はかからないが、手間だけが厖大なこの企画に、「存在していないものを創造する」新旧の芸術家たちの、息の長い協力と参加を期待している。
また、これが出版を必要としない作品公開の方法であり、現在の文明が続くかぎりは残りうる作品アーカイヴの方法であることも、大きな味方である。
売文を潔しとしない芸術家達にも、また若いアーティストにとっても、大きな力となるはずだ。
歩みはのろいが、力は強い。加速がつけば、疾走する。それまで、しばし待たれよ!

 詩誌「萬物混淆ス」[予定] 

本サイトが発行するWEBマガジン。当面、不定期刊。ここが雑誌的形態での作品公開の場となる。
本誌はポータルサイト「萬物混淆ス」の主要な活動となるが、作品掲載は編集会議の専権事項である。また、雑誌発表であるから、掲載された作品は、まず、紹介、アピールなどの一時的な形となり、その後各自の作品サイトに蓄積されることとなろう。そこは、いつの時代でも、いかなる場所からでも、いかなる経済的状況、政治的状況にも左右されずに、閲覧、および再発見が可能な個別図書館の蜿蜒たるつながりというべきものになるに違いない。

■紙田彰の世界

ある日、土方巽は言った。「紙田さんは天才だ!」。その言葉の真意のほどは分からないが、24歳で発表した長篇詩『魔の満月』が何であるかを見抜いていたのは土方だけだったのかもしれない。

1974年の実験精神の横溢した第一詩集「浣腸遊び」から、75年刊の詩集「魔の満月」、87年の詩篇集「緑字生ズ」、さらに幻の詩誌となった「地獄第七界に君臨する大王は地上に顕現し人体宇宙の中枢に大洪水を齎すであろうか」(略称フネ、75年)、「緑字生ズ」(83年)、散文などを収録。
また、50歳から唐突に開始した絵画作品も公開。


〈芥正彦・紙田彰による共同プロジェクト〉
■夏際敏生プロジェクト

1986年刊行の第一詩集「僧形」は日本の現代詩において重要作品の一つである。
1998年に病没した夏際敏生はこれに続く第二詩集の刊行を予定していたが果たせず、未刊のままに残されている。
そこで、本プロジェクトは、まず今春までに「僧形」と第二詩集のWEBでの発表を実現し、関係各位の協力のもとに第二詩集の年内の出版を目指すことを当面の目標とする。
また、夏際敏生の遺稿には、1)上記の純粋詩の系譜、2)1960年代、70年代初期の芥正彦主宰「ホモフィクタス」の系譜につながる作品群、3)ナーダ夏際との共同事業であるダンスの根幹をなす舞踏論の一群、4)癌告知以降の作品・日記がある。
これらについてはデジタル蓄積を兼ねて、順次、WEB公開をする。「ホモフィクタス」系の作品についは、芥正彦が「地下演劇」の最終刊行という形で出版する予定。

■芥正彦 ホモフィクタス(予定)

芥正彦は、1969年、三島由紀夫と東大全共闘との公開討論会で一躍勇名を馳せ、路上演劇から天皇劇につながる前衛的演劇ムーヴメントをつねにリードしてきたが、1970年代初期の演劇誌「地下演劇」=『ホモフィクタス』における過激な原稿の一群は、わが国におけるロートレアモンの登場ともいえる詩的言語であり、現代詩としても第一級の作品として位置づけることができる。
この、1)『ホモフィクタス』作品アーカイヴと、2)芥正彦の天皇劇の台本、画像、3)東大全共闘関連の原稿、4)その他、地下演劇・舞踏等の活動などを集積、公開する予定。

■小岡明裕 詩的行為(予定)